Vitest UI
VitestはViteを基盤としており、テスト実行時には内部で開発サーバーも動作します。これにより、Vitestはテストの表示や操作を可能にする美しいUIを提供します。Vitest UIはオプション機能であるため、以下のコマンドでインストールする必要があります。
npm i -D @vitest/ui
その後、--ui
フラグを渡すことで、UIを有効にしてテストを開始できます。
vitest --ui
Vitest UIへは、http://localhost:51204/__vitest__/
でアクセスできます。
WARNING
UIはインタラクティブであり、Viteサーバーが動作している必要があります。そのため、Vitestをwatch
モード(デフォルト)で実行していることを確認してください。あるいは、設定のreporters
オプションでhtml
を指定することで、Vitest UIと同一の表示を持つ静的HTMLレポートを生成できます。


UIはレポーターとしても利用できます。Vitestの設定で'html'
レポーターを使用すると、HTML出力を生成し、テスト結果をプレビューできます。
import { defineConfig } from 'vitest/config';
export default defineConfig({
test: {
reporters: ['html'],
},
});
Vitest UIでカバレッジレポートを確認することが可能です。詳細については、Vitest UIカバレッジを参照してください。
WARNING
ターミナルでテストのリアルタイム実行状況も確認したい場合は、reporters
オプションにdefault
レポーターを追加することを忘れないでください: ['default', 'html']
。
TIP
HTMLレポートをプレビューするには、vite previewコマンドを利用できます。
npx vite preview --outDir ./html
outputFile
設定オプションで出力を設定することが可能です。そのオプションで.html
パスを指定する必要があります。例えば、./html/index.html
がデフォルト値です。