Vitest UI
Vite を利用する Vitest は、テスト実行時に内部で開発サーバーを起動します。このため、Vitest はテストの表示や操作を行うための洗練された UI を提供できます。Vitest UI はオプション機能であるため、以下の手順でインストールする必要があります。
npm i -D @vitest/ui
次に、--ui
フラグを指定して Vitest を実行することで、UI が有効になります。
vitest --ui
その後、http://localhost:51204/__vitest__/
にアクセスすると、Vitest UI を利用できます。


Vitest 0.26.0 以降では、UI をレポーターとしても利用可能です。Vitest の設定で 'html'
レポーターを使用すると、HTML 形式でテスト結果を出力し、プレビューできます。
// vitest.config.ts
export default {
test: {
reporters: ['html'],
},
};
Vitest 0.31.0 以降では、Vitest UI でカバレッジレポートを確認できます。詳細については、Vitest UI Coverage を参照してください。
WARNING
ターミナルでテストの実行状況をリアルタイムに確認したい場合は、reporters
オプションに default
レポーターを追加してください (['default', 'html']
)。
TIP
HTML レポートの確認には、vite preview コマンドを使用できます。
npx vite preview --outDir ./html
outputFile
設定オプションで出力先を指定できます。このオプションには、.html
ファイルへのパスを指定する必要があります。デフォルト値は ./html/index.html
です。